💡有酸素運動とはどんな運動?
ウォーキングやジョギング、スイミング、サイクリングなどの有酸素運動は、体内の糖や脂肪が酸素とともにエネルギーをつくり出す運動です。
運動強度が低いとエネルギー基質として「脂肪」が利用される割合が高く、運動強度が高くなるにつれてエネルギー
基質として「糖質」が利用される割合が高まります。
筋トレの前に行なう有酸素運動の効果
有酸素運動を行うと、身体が温まり、汗をかきます。
筋トレを行う前に筋肉や身体全体の体温を上昇させることは、ケガの予防や運動のパフォーマンスを上げることにつながります。
筋トレを行う前に行う有酸素運動はウォームアップに適しています。
どのくらい行うのがよいのかというと、身体が温まって軽く汗をかく程度で十分です。
筋トレの前に、長時間走ったりとあまりにがんばり過ぎると、そこで疲労してしまって本番の筋トレのパフォーマンスに悪影響を及ぼしかねません。
気温によっても適切な時間は変わりますが、5~15分程度、隣に人がいたら会話しながら動ける程度のペースで、疲れない程度に行ないましょう。
💡筋トレのあとに行なう有酸素運動の効果
筋トレなどの高強度運動ではエネルギー基質として主に糖が使われますが、糖を使うと体内に「乳酸」が産生されます。
疲労の指標として血液中の乳酸の濃度(血中乳酸濃度)が用いられることも多いですが、高強度運動後に行う低強度の有酸素運動は、安静にして休む場合やスポーツマッサージを受ける場合と比べて血中乳酸濃度を下げる効果があることがわかっていますので、疲労回復に効果的だと考えられます。筋トレのあとに行う低強度の有酸素運動は、クールダウンに適しています。
また低強度の有酸素運動は、エネルギー基質として脂肪を利用することが可能ですので、体脂肪を減少させる効果が期待できます。
筋トレのあとに行なう場合は、筋トレにより分泌された成長ホルモンが、脂肪細胞のなかに貯蔵されている中性脂肪を「遊離脂肪酸)と「グリセロール」という形に分解する作用をもっており、これにより有酸素運動によってエネルギーとして利用されやすい状態になります。
筋トレのあとに行う低強度の有酸素運動は、体脂肪燃焼に効果的です。
しかし、有酸素運動は筋肉量減少のリスクもありますので、筋肉量を増やす時期にはあまりおススメできません。
筋肉量減少を恐れずに、1日40分〜60分は健康の為に歩きたいですが、、、
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