チーティングは効果があるのか?
チーティングとは?
「チーティング」は、「不正行為」という意味の言葉ですが、筋トレにおいては、反動を利用して鍛えたい筋肉以外の筋肉も使って、重りを上げる方法を指します。
例えば、上腕二頭筋を鍛えるバイセップスカールを行う際に、肘以外の関節を動かさないようにして行えば、上腕二頭筋だけをターゲットにしてエクササイズすることができますが、上腕二頭筋だけでは扱える重量が限られます。
一方、膝や関節、背中まで使ってバイセップスカールを行うことで、より大きな力を発揮できるため、扱える重量が増えます。
もし、バイセップスカールで1kgでも重い重りを上げることが目的であれば、チーティングは有効な方法と言えます。
ただし、上腕二頭筋に集中した負荷をかけたいのであれば、ストリクトなフォームで肘だけを曲げて重りを上げる方が良いでしょう。
チーティングの有効な使い方
筋肥大を目指す筋トレにおいても、チーティングをうまく利用する場面があります。
例えば、疲労でエクササイズを続けることができなくなった場合、補助者が挙上を手伝ってくれることで、継続的に運動を続けることができます。これを「フォーストレップ」と呼びます。
もし補助者がいない場合でも、チーティングを使うことで、ストリクトでは継続できなくなったエクササイズを続けることが可能となります。
例えば、バイセップスカールをストリクトなフォームで行い、疲労で挙上できなくなったところからチーティングを使ってさらに数レップを続けることで、狙った筋肉にさらなる負荷をかけることができます。
初心者もチーティングを使うべきか?
チーティングは適切な使い方をすれば筋肥大に役立つ方法ですが、初心者の方にはまずストリクトなフォームで狙った筋肉にしっかりと負荷をかけることをお勧めします。
すべてのレップでチーティングを使ってしまうと、狙った筋肉に効果を発揮することが難しくなってしまいます。
まずはストリクトなフォームを覚えてトレーニングを続け、中・上級者になった時や補助者がいない場合に、適切にチーティングを活用することを検討してみてください。
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