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筋肉痛がなくてもトレーニング効果は出ているのか?


A. 筋肉痛がないからといって、筋肉が成長していないというワケではない!



運動で起こる筋肉痛は主に3種類あり、①運動中や運動直後に痛みや不快感が発生するもの、②運動後2〜3日してから発生する痛みや不快感(遅発性筋肉痛)、③筋肉が無意識に強烈に収縮し、数分間続くもの(筋痙攣)があります。

みなさんが「筋肉痛」といって真っ先に思い浮かべるであろう「遅発性筋肉痛」について考えてみましょう。

遅発性筋肉痛になる原因については諸説あり、以前は筋肉のなかに蓄積した乳酸が原因だと考えられていました。

しかし現在では、結合組織と筋組織が損傷して炎症が起き、痛覚受容器を刺激することが原因だと考えられています。



同じトレーニングメニューをこなす際に、初めてトレーニングを行った時や、一時中断して久しぶりに行った時には激しい筋肉痛が起きても、継続するうちにあまり激しい筋肉痛が起こらなくなることは経験されていると思います。

定期的に継続していても、たまに違うエクササイズを行ったときに筋肉痛が起こることもよくあります。

筋肉痛は、ネガティブ動作を丁寧に行ったり、不慣れな運動や久しぶりに行った運動で起こり、定期的に継続すれば、

それほど大きな筋肉痛は起こらなくなります。

トレーニーのみなさんの間では、筋トレ後に起こる筋肉痛をトレーニング効果の目安と考えている方も多いと思います。

筋肥大を目的とした筋トレでは、筋肉痛がトレーニング効果のバロメーターのような気がしてきますが、実際はどうなのでしょうか?

→ 筋肉痛がなくても筋肉は成長します。



○ 筋肉痛とは違う「痛み」がある場合の対応は⁈

筋肉痛は運動後数時間から1日程度で起こり、1~3日後にピークに達したあと、

3日〜6日程度で自然に消失します。

これと異なり1週間以上経過しても痛みが治まらない場合は、痛みの出る動きは行わず、速やかに整形外科を受診しましょう。こうした痛みを我慢して筋トレを行うようなことがないように注意しましょう。



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