筋肉を増やすためにタンパク質摂取は重要ですが、同時に忘れてはならないのが糖質です。
タンパク質は主に筋肉などの材料となり、糖質と脂質はエネルギ一源となります。
糖質は血液中のグルコースと肝臓・骨格筋のなかのグリコーゲン(グルコースが連結された状態)という形で貯蔵されています。
安静時や強度が低い運動ではエネルギー基質として脂質が利用される比率が高いですが、運動強度が上がるにつれて糖質が利用される比率が高まります。
筋トレなどの高強度の運動では糖質が主なエネルギー源になりますので、筋トレを行う前には食事などで十分な量の糖質を摂取しておく必要があります。
糖質が不足した状態だと、筋肉が分解されて筋肉をエネルギーとして利用されてしまいます。
● 筋トレ後の糖質摂取
筋トレでは骨格筋に貯蔵されていた筋グリコーゲンがエネルギーとして利用されますが、筋トレ後に糖質を摂取することで筋グリコーゲンが補充され、筋分解を抑えます。
筋トレのあとは食事や軽食、サプリメントなどでタンパク質と糖質をしっかり摂りましょう。
トレーニング直後は血液が筋肉に充満され、内臓に血液が充分に戻るまでに45分〜1時間かかります。
ですので、トレーニング直後の食事は内臓に負担がかかるため、トレーニングから少し時間を置いてから食事を摂りましょう。
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