加圧(血流制限)トレーニングのメカニズム
加圧トレーニングとは、腕の付け根や脚の付け根に専用のベルトを巻いて加圧することで血流を制限しながら行うトレーニング方法です。
加圧により血流を制限した状態でエクササイズを行うことで、成長ホルモンが大量に分泌されることや、血流制限によって遅筋繊維が早く疲労するため速筋繊維を低強度のエクササイズで動員することができること(通常であれば最初に遅筋繊維(発揮できるカは小さいが長時間力を発揮し続けられる、速筋繊維より肥大しにくい)が動員され、運動強度が上がって遅筋繊維では対応できなくなったときに速筋繊維(発揮できる力は大きいが持久性にしい、肥大しやすい)が動員されるため、筋肥大しやすい速筋繊維を刺激するには高い強度が必要)で、低強度でも筋肥大に効果を発揮するとされています。
☑️加圧なしの低強度トレーニングとの比較
加圧トレーニングと同程度の低強度で行う加圧なしのトレーニングを比較すると、トレーニング効果はどちらが高いのか?
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筋力・筋肥大ともに加圧(血流制限)ありの低強度トレーニングのほうが効果が高いとされています。
☑️加圧トレーニングと加圧無しのウェイトトレーニングとの比較
筋肥大目的でトレーニングを行う場合においても、筋力が高まればその分高重量を扱えるようになり、筋肥大にも有益です。
筋力向上には高強度トレーニングのほうが効果が高いことから、筋肥大目的のトレーニーにも高強度トレーニングのほうがメリットが大きいでしょう。
ウェイトトレーニングは扱う重さを変えることで強度を自在に調整できますので、筋肥大を目指すなら、基本的にはウェイトトレーニングを高強度で行うことをおススメします。
腕や脚のトレーニングを筋肥大目的で行うのであれば、加圧トレーニングも有効です。
ウェイトトレーニングの機材が揃っていない施設での実施や、関節への負担を極力抑えながら行いたい場合は、加圧トレーニングは有効な方法の1つです。
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