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- BFG null
- 2023年8月1日
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💡 アスリートが減量を行う主な理由としては、格闘技などの体重別階級制競技で、普段の体重よりも減量して軽い階級に出場することにより、体格で不利な状況にならないようにするという理由があります。
この場合、規定の体重まで落とさなければ試合に出場できませんので、まずは体重そのものを落とすことが目的となります。この場合でも、できるだけ筋肉量を維持して体脂肪を減らし、コンディションを落ときずに減量することが理想です。
しかし、普段から練習やトレーニングで身体を動かしていて体脂肪量も少ないアスリートがそれ以上に減量するとなると、体脂肪を減らすだけでは間に合わず、軽量前に水抜きをして体重を減らす方法も取り入れられています。
アスリートの場合は、計量にパスして試合に出場できれば減量は終了となりますので、減量には「期限」があります。
💡 一般の方のダイエットの目的
一般の方がダイエットをする目的は、メタボリックシンドロームの予防・改善など健康のための場合や、美しい・カッコいい身体をつくるボディメイクなど見た目をよくする場合が考えられます。
目標とする体重や体型を手に入れたら、その後も維持することが重要です。
人間の身体には、ホメオスタシス(恒常性)といって、身体の状態を一定に保つ機能が備わっています。
また、ダイエットで減らしたい体脂肪は飽食の時代といわれる現代では悪者扱いされがちですが、飢餓を生き抜くために余ったエネルギーをため込み必要な時に利用するという、人類が進化の過程で手に入れた機能があります。
短期間で急に体脂肪が減ると、人間の身体は大事な貯蔵エネルギーである体脂肪がそれ以上減らないように代謝を落とし、食べたものを脂肪として蓄えようとします。短期間で大幅に体重を落とすダイエットを行うと、このような機能により、ダイエットをやめた途端にリバウンドしてしまいます。
一般の方のダイエットでは、長い時間をかけてゆっくりと体脂肪を落としていくほうがリバウンドのリスクも低く、健康的です。
リバウンドしにくいダイエットのペースとしては、3ヶ月に体重の5%程度が推奨されます。
1ヶ月に体重の5%以上の減量は体調、ホルモンバランスの崩れ、リバウンドしやすい身体になるなどデメリットがあるので注意です😌
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